プライド
- Day:2007.08.31 14:54
- Cat:食べる

思い出の味再現。
去年、社長(7歳♀)と中国に渡りました。
(もちろん仕事で。)
そのときのお気に入り「トンポーロー」を我が家で再現。
圧力鍋を使ったので本場のとはちょいと違いますが。。
手前は。。
崎陽軒の「シウマイ弁当」が大好きなワタクシ。
ゆめタウンで見つけた、「シウマイ」に似た「シュウマイ」
美味しかったです。
* * * * * * *
さて、ここからが本題。
中国の料理店に入るとよく見かける「揚州炒飯」
揚州という地域発祥のチャーハンで中国全土に広まったらしいのですが、各店味も価格もバラバラ。
「揚州炒飯」とは似ても似つかぬものも沢山出回る始末。
これを許せなかったのは、揚州の料理人達。
「揚州調理師連合会」が「揚州炒飯の基準」を発表したのです。
「1人分。上等な米500g、地鶏の卵4つ、海鼠(ナマコ)20g、(中略)塩6g、鶏ガラスープ100g、サラダ油60g」
更に「製法」「技術要求」と続き、
「コストは材料・ガス代を含め12.99元/1人分。揚州での市場価格は、25元とする」とし、
「これによって全国の揚州炒飯が統一の品質を保ち、ブランドが守られることを我々は望む」と締めくくったのです。
中国中の「揚州炒飯」がこの通り作られている訳ありませんが、自分達が作り上げてきた味へのプライドを感じる話。
中国に行って揚州炒飯を召し上がる際は、心してどうぞ。